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VRに関連した弊事務所で対応可能な主な内容

360°画像、映像撮影・制作

3Dモデル制作(モデリング・スキャン・テクスチャ撮影)

3Dデータのweb組み込み

VRChatワールド内BGM制作

VR用2Dグラフィック作成(テクスチャ制作など)

そもそもVRやARとは?

VRはVirtual Reality(仮想現実)の略称で、「仮想の世界に入ったように感じられる技術」のことです。
現実とは別の、デジタルで作られた空間に入るイメージです。
専用のゴーグル(ヘッドセット)を使って、360°全方位を見回せる。
自分の動きに応じて視点も変わるので「本当にそこにいる」ような感覚を体験することが可能です。
例えばVRChatのようにワールドと呼ばれる世界に入っての没入体験などです。

AR(Augmented Reality)は拡張現実とも呼ばれ、現実世界をベースにデジタル情報を重ねて表示する技術です。
例えば、スマートフォンのカメラを通して、現実の風景にゲームのキャラクターや情報などを表示させることができます。
よくある例として、ポケモンGOで現実世界にキャラクターを配置して写真を撮る機能や
スマートフォンで自分の部屋を映しながら3Dの家具を自分の部屋に配置してみることなどが挙げられます。

そのため、環境全体をシミュレーションして表示するのか、現実世界を拡張してシミュレーションするのかという違いがあります。

360°パノラマビュー・360°ビューツアー

こちらは3Dモデルの制作を必要としないタイプとなっています。
360°撮影を行ったあと、インフォメーションなど提示したい情報などと合わせての実装が可能です。

360°パノラマビュー


360°全方位を見渡すことが可能です。
WEB上で完結し、新しくアプリなどをDLする必要もなく利用者にとって手軽です。
PC、スマホ、タブレットなど様々な機器で利用可能です。
しかし、ゲームのように実際に空間を歩き回ることはできません。


今回はサイト掲示用に、AdobeMAXのセミナー参加で東京へ行った際に夕方の秋葉原を撮影しています。
入れ替え前の古い機材かつ手持ち撮影ですが、それでもかなりしっかり秋葉原の街並みが撮れています。



360°ビューツアー


パノラマ画像間を「点と点」で移動することが可能です。
視界はパノラマビューと同じく360°見渡すことができ、ブラウザ上で完結します。
画面内のアイコンに触れることで説明を表示することも可能です。
秋葉原の交差点に向かって疑似移動ができます。



こちらは例示用にインタラクティブ360°ビューツアーを簡易的に作成してみました。

3Dオブジェクト制作

小さなものから大きなものまで制作いたします。
3Dモデルは「ポリゴン」と呼ばれる多数の面が組み合わさって構成されています。
ポリゴン数が多いほど滑らかで精密な表現が可能になりますが、その分、データサイズが大きくなり、処理にも時間がかかります。

また、映像やVR向けに作成されたモデルは、「見せること」「見えること」を重視しているため、3Dプリントなどの印刷用途にはそのまま使用できない場合があります。

そのため、3Dプリントなどのご利用を予定されている場合は、あらかじめお知らせいただけますと幸いです。

VR空間

VRChatで公開するワールドの作成が可能です。
また、3Dモデルを制作・撮影するだけでなくwebサイトなどに組み込みんでの公開も可能です。
実際の空間を撮影してのモデル製作の場合は専用機材がございますのでご安心ください。

こちらのサンプルではwebサイトにVR空間を組み込んでいます。
組み込んだVR空間内を見て回れるようにプログラムで制御しています。

PCだけでなくスマホやVRゴーグルからも使用可能です。
簡易版のため、移動範囲の制限がない状態になっていますが、部屋から飛び出してしまった場合はリロードすると最初に戻れます。
サイト埋め込み版がうまく動作しない場合は、コチラから。

VR空間2(ジャイロ機能)

スマホやタブレット端末のモーションセンサーやジャイロ機能を利用すると、スマホやタブレットを通してその世界を見ているような体験も可能です。
こちらの例は3Dで作成した空間内をモバイル端末のジャイロ機能を利用してのぞき窓のようにして見ることができるものです。
カメラ機能と組み合わせることで、現実世界に3Dの世界出現させたAR体験を作成することも可能です。
サイト埋め込み版がうまく動作しない場合は、コチラから。

VR空間3(VRゴーグル対応版)

VRゴーグルの場合は視点切り替えなども自分の首の動きでできるようになります。
箱の中にぜひ体験されてみてください。
サイト埋め込み版がうまく動作しない場合は、コチラから。

ARでできること

弊社で対応可能なARに関しては作成した3Dモデルの表示や、設置が可能です。
モデルのサイズは自由で、大きなものや小さなキャラクターまで対応可能です。
また、モデルにアニメーションを設定することで動きを見ることも可能です。
体験用サンプル: AR体験ページ

下の画面内にもサンプルページと同じ内容が表示されますが、モバイルの場合は上のAR体験ページからぜひご体験ください。

以下は体験した場合の見え方の画像と動画です。

また、AR撮影用のフォトフレームなどの作成も承っております。

実際に存在するものから3Dを作る

実際に存在する建物や、環境などからも3Dモデルを制作することも可能です。
その場合は撮影が必須となります。
モデルデータ自体には色などの情報はありません。
また、見た目上だけ表現されていれば問題ない場合は3Dモデル自体は複雑に作る必要がなく
ノーマルマップやバンプマップと呼ばれるものの設定と組み合わせたり、テクスチャのみで本物のように見せることが可能です。

本物と同じような見た目にするためにテクスチャというものが必要になりますが、
実物からモデルを作成し、高精度のテクスチャ(実際に目で見える写真のようなもの)を作成するためは撮影が必要となります。
以下は上記のモデルにテクスチャを設定した状態です。

このように見せることだけに特化している場合は3Dモデル自体にパイル地の編み込みなどは表現する必要がありません。
しかし、もし高精度に3Dプリントを行いたい場合などは細かな部分のデータの作りこみが必要です。
その場合は細かくなる分ポリゴンと呼ばれるデータの数が増え、ファイルサイズもとても大きなものとなっていきます。(ハイポリモデルなどと呼ばれます。)